今あるガンが消える食事  その1

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「今あるガンが消えていく食事」という本があります。
4000余例を執刀した消化器外科医の名医が書かれた本です。

 

済陽高穂(わたよう たかほ)先生が書かれた本です。

 


胃・大腸・肝臓・膵臓・胆道・食道ガン・・156症例の6割以上に
効いた。前立腺ガン、乳ガン、悪性リンパ腫には7割以上の有効性と
いうことです。

 

すごい食事療法だと思いました。
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この本を読んで・・・

世界中で、野菜や果物と、ガンの関係が立証されていることに
改めて、本当に驚いています。


21世紀は、プラントベース(植物性食品)の時代なのだと
思いました。

 


現在 ガンを発症されているかた
ガンの再発を懸念されているかた
ガンの予防を考えているかた

 

きっと参考になる内容だと思います。


これから、数回(10回くらいになるかも?)に分けて


「今あるがんが消えていく」というところに、
焦点をあてながらレポートしてみたいと思っています。

 

 


済陽高穂(わたよう たかほ)先生とは?


1970年千葉大学医学部を卒業後、東京女子医科大学消化器病
センターの入局、73年国際外科学会交換研修生としてアメリカ・
テキサス大学外科教室に留学し、消化管ホルモンについて研究。
帰国後、東京女子医科大学助教授。94年都立荏原病院外科
部長。2003年、都立大塚病院副委員長、06年、千葉大学医学
部臨床教授を兼任。08年、三愛病院医科研所所長。トワーム小江戸
病院院長。

 

30年間に4000例も、手術をされたお医者さん

 

先生の著書

「今あるガンが消えていく食事」から抜粋ですが、内容を
レポートしてみたいと思います。

 

1、何故、野菜・果物」を中心とした食事療法を開発したのか?


今あるガンが消えていく食事」から抜粋


 手術・放射線・抗ガン剤という三大治療だけでは治しきれないガン
を、なんとか改善・治癒に導く方法はないかー。その答えを「食事」
に見出してから、10数年がたとうとしています。

「ガンの食事療法」など、私の辞書にはありませんでした。

そんな私が「食事療法」に注目し始めたきっかけは、「術後の追
跡調査」でした。


自分や後輩が外科手術を施したガンの患者さん1406人の五年生存率
(手術を受けてから五年後に生存されている割合)を調べたところ、
52%という惨膾たる数字だったのです。

 

手術でガンを取りきれなかった例は除き、手術自体は成功したケー
スだけが対象です。


「手術が成功しても、五年後までに約半数が亡くなっている」
という事実に衝撃を受けた私が、ふと目を向けたのが、食事療法で
ガンが消失したと思われる"まれな例"でした。


皮肉なことに、私にそのヒントを持ってきてくれたのは、手術で病巣
全部が取りきれなかった晩期ガンの患者さんでした。それ以上なすすべ
もなく自宅療養となったその患者さんは、「余命数ヵ月」という私の
見立てとは裏腹に、通院のたびに元気になっていきました。

退院から一年半後のCT(コンピュータ断層撮影)検査では、取り残した
ガンの病巣が、きれいになくなったことが確認されました。


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「手術が成功しても、五年後までに約半数が亡くなっている」

という衝撃から、ガンという病気の認識が変わってくるわけですね。

しかも、

手術で病巣全部が取りきれなかった晩期ガンの患者さんで
「余命数ヵ月」という私の見立てとは裏腹に、通院のたびに元気に
なっていきました。


この事実に愕然とされるわけです。

 


■食事療法と抗がん剤を並行すると・・

一般に抗ガン剤治療を行うと、免疫力(病原体やガン細胞を抑える
力)の中心になって働く白血球やその1種であるリンパ球が低下
しやすくなりますが、この患者さんの白血球数、リンパ球数のどち
らも低下せず、一定数以上を維持できました。

 

このように免疫力を保ちながら抗ガン剤を用いれば、副作用を最小限
に抑えて、効果を引き出すことができます。

食事療法には、その免疫力維持を支えるのにも力を発揮します。

 


■ガンになりやすい体質は

現在では、先天性(遺伝的)で起こるガンは、全体のおよそ一割前後
だということがわかっています。残る九割は、生活習慣や環境といった
後天的な要因によって起こる。


後天的な要因で最も影響が大きいのが食事・・
英国の有名な疫学者のリチャード・ドールの研究では、ガンの発生要因
の35%は食事であることがわかっています。


アルコールや食品添加物、薬品なのを含めると、ガンの要因の約50%
は「食事やそれに準ずるもの(口から入るもの)で占められています。


それに、約30%を占める喫煙を加えると、ガンの発生要因の70~
80%は、「自分の努力で回避できるもの」となるのです。

 

 

■ガンは体質による「全身病」

「胃ガンは胃の病気」「肝臓ガンは肝臓の病気?」本当にそう思って
いますか?しかし、外科手術・放射線治療・抗がん剤という、三大
療法だけでは、ガンを治すことには限界があることを痛感します。

今 目に見えているガン細胞を取り除くために、外科手術は必要です。
しかし、それは、いわば緊急避難や対処療法であって、本当の治療は
そこから始まるのです。

ガンは生活慣習、とくに食事によって作られた「体質」がその基礎に
なって発生するからです。

ガンは、自分自身の生活慣習が育ては新生物なのです。

これは、現在まだガンになっていない人も同じです。私たちの体内で
は、ガンの微細な芽ができては免疫力で排除し、できては排除しという
ことを繰り返しているのです。

ガンの芽よりも免疫力が勝っている場合は、ガンにならず、なにかの
理由で免疫力が衰えたり、ガンのリスクが高まったり、体がその
「せめぎあい」に負けると、目に見える病気としてのガンが発生する
わけです。

根本的に体質を放置して、手術をしてガン細胞をとっても、もぐら
たたきのように、なってしまいます。それを断ち切る手段として、
もっとも有効なのが食事療法なのです。

「ガン体質」とは、「体内にガンが育ちやすい不利な状況ができている
こと」です。ガンは紛れもなく、「体質」を基礎としてなる病気なのです。

 


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そして先生は・・・

 

 


胃ガンは胃の病気ですが、同時にガン体質を基礎とした全身病なのです。

 


そして、病気の基礎となっている「ガン体質」の改善は、気休めやお題目
なのではなく、ガンと本気で闘病するならかかせない課題です。

 

しかも、できるだけ早い時期からの開始がすすめられます。

食事による「ガン体質の改善」は。悠長どころか、ガンと闘う人にとって
緊急課題なのです。

 

手術後に先生は患者さんにこのようにお話されるそうです。

 


「目に見えるガンのかたまりは取れました。せっかくこうして手術を乗り
越えたのですから、二度とガンができないように、今日から食事療法を
始めましょう。」

 

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このブログ記事について

このページは、ピカイチ野菜くん青汁専門館が2009年12月14日 17:15に書いたブログ記事です。

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