今あるガンが消えていく食事  その2

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今あるガンが消えていく食事  その2


今 アメリカでは、日本食が大人気ですね!
中国でも、日本食 レストランはつぶれないと、いいますから
世界的に日本食ブームなのかもしれません。


それには、三大成人病と食事の関係が、明らかになってきて
世界中の人々が、そのことをしってきて・・


大豆や発酵食品、肉や脂に頼らない、日本食をモデルにして
いるという実態があるように思えます。


でも、日本食の本家本元の日本の食事が・・
欧米化してきて、毎年ガンがふえつづけてくるのが、皮肉ですね~~

 

 

「ちょっと、ショッキングな情報です・・」

アメリカでは、既に・・・1990年以降 ガンの罹患率・死亡率が毎年
減少しています。ところが日本では、「毎年増加」しているのです。

 

■ガンがふえ続ける日本、へり続ける米国

 

日本のガンの死亡率は

 

2006年32万9198人
2007年33万6468人
2008年34万2849人


年間60万人3大成人病で亡くなり・・

 


ガンの死亡率は、年々高くなり、近い将来2人に1人はガンで亡
くなるのではないかとさえいわれています。

 

 


中高年の90%の方が、何らかの疾患を持ち・・「自然死」
を迎えることができるのはわずか「2.3%」の方だけです。

 


100人中98人は、「病気で」亡くなるわけです。

 

 

しかし・・・

 

米国のガンの死亡者は減り続けているのです。

 

 

「はじまりは、マクガバンレポートだった。」

その「きっかけは、1977年」の「マクガバンレポート」にありました。
マクガバンレポートとは?「上院栄養問題特別委員会報告」のことです。
大統領命令で、食事と病気の関係を調べて、上院に報告するということ
でした。

 

マクガバンレポートでは
1、肉食中心の食生活がガン、心臓病、糖尿病などを生んでいる
2、野菜の摂取量減少によるビタミン・ミネラルの不足も問題
3、こうした栄養と病気の問題は医学界は無視してきた

と、この3点を大きく取り上げました。

 

「米国でふえているガンや心臓病は、食事に大きく起因する「食原病」
と結論づけています。

 

 


このレポートで、病気と食事の関係が明らかになりました。そして、政治
家たちは、「現在西洋医学をやっている医師たちは、栄養と病気の関係を
誰一人、何一つわかっていない」と酷評したのです。

 

その指摘に奮起したアメリカの医師たちは、徹底的に栄養学の勉強を始め
たのです。

 

この結果を受けて、栄養学の必要性が認識されて、2000年までに
22の大学で医科栄養学を年間30時間講義するようになっています。
ヨーロッパでも同様の動きになっています。

 

 

≪米国癌学会≫AACR:American Association for Cancer Research
www.aacr.orgによりますと・・


米国立癌研究所のNeal Freedman博士らは、50歳以上の約50万人を対象
とした研究で、毎日1000カロリーあたり6品の野菜・果物を食べる人は、
1.5品しか食べない人よりも、咽頭癌、副鼻腔癌などの頭頸部の癌の発症
リスクが29%低下すると報告した。

 

また、野菜・果物を1000カロリーあたりにつき1品多くすると、頭頸の
癌の発症リスクが6%減少したとしている。

 

1日の摂取カロリーが2000カロリーの場合では、1日に12品の野菜・
果物を食べれば、頭頸部の癌発症リスクが約3割減少することになる。


 

1品の量の目安は、野菜・果物100%のジュース180ml、カット
した果物半カップ、葉野菜1カップ、である。

 

アメリカでは、国をあげて「5・a・day」
という運動を進めています。「野菜と果物」を1日に5カップ以上食べ
ましょう~肉食を減らそう~という運動です。膨大になった医療費削減
がこの運動の目的ですが、「肉・乳製品」を極力少なくして、
「野菜・果物」を中心に食べることを推奨しているのです。

 

米国食品医薬品局(FDA)では、肉食を減らして野菜・果物の摂取を
ふやすことなどを盛り込んだ 10年単位の健康政策「ヘルシーピープル」
を開始しました。


その結果・・食習慣と病気の関係を理解し、その診療・処方に生かしたの
です。現在、アメリカでは、インテリ層の多くが、化学薬品にたよらず、
食習慣の変更やサプリメントを使用して、症状の改善をするようになり
ました。

 

 

野菜沢山食べることで、病気が減り医療費が減ることを、アメリカとい
う国が認めているのです。


米国では、このように国をあげての食事改善が進められてきました。

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このページは、ピカイチ野菜くん青汁専門館が2009年12月14日 17:16に書いたブログ記事です。

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