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ゲルソン療法

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1930年前後、ゲルソン療法という食事療法が開発さ
れました。当時末期ガンの患者さんの過半数の、症状が
改善されたといいますから・・すごいことです。

ゲルソンは、塩分のとり過ぎと、肉食へのかたよりが、
ガン発病の大きな要因と考えていました。だから、塩分
を抑え、肉食をやめ、余分な塩分を排出するためにカリ
ウム(野菜)を摂取することで、ガンの症状は改善でき
るのではと推測し、無塩食・完全菜食主義、そして、1
日2リットル以上の野菜ジュース・果物ジュースを飲
むことを提案したのです。


でも現代の日本の状況で、1日2リットルのジュースを
13回にわけて、毎日飲むことは現実問題として難しい
と思われました。そこで、この食事療法を、より現実的
にするために、日本のゲルソン療法の研究家の星野先生
が、工夫し星野式ゲルソン療法を作り上げたのです。


ゲルソン療法のポイントを押さえて、仕事をしながらで
も、続けられる食事療法の開発が目標です。しかし、星
野先生は、がん治療とは専門外の精神化医の先生だった
のです。何故精神科医の先生が、ガンの食事療法の研究
をしたのかと、お思いになるでしょう。実は、星野先生
ご自身が、当時大腸ガンで、2年間生存率は0%の、末
期症状と告知をされていたのです。

研究の結果、星野式のゲルソン療法を作り上げ、自ら実
践したところ、13年以上たった現在も健康で元気に、
生活・活躍されているのです。この星野式ゲルソン療法
を、実践された多くの患者さんが、ガンを克服されてい
ることも、凄いことだと思います。この取り組みは、お
もいっきりテレビなどにも放映され、話題を呼びました。


星野先生は、その著書のなかで、
【野菜は副作用のない抗がん剤】とお書きになっています。
詳しく、お知りになりたい方は、ゲルソン療法の本を購
入してみてください。

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