青汁のはじまり
青汁(あおじる)というと・・随分昔からあるように思いませんか?
でも、実際に青汁が作られたのは、昭和18年の10月のことだったのです。
「へえ~~~」と思いませんか?
この記事では、青汁の理論を確率された、遠藤二郎先生の記事を中心に、遠藤先生
に実際に、青汁について、教えを受けた、ケールの生産者の鈴木さんに、実際のこと
を語ってもらいました。
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1945(昭和20)年の8月、日本のポツダム宣言受諾により、太平洋戦争(第二次世界大戦)
が終了しました。
内務省の発表によれば、戦死者約212万人、空襲による死者約24万人ということなですから、
今から振り返っても、今世紀最大の世界大戦だったのだと思います。
そのように考えると・・・
終戦の2年前の昭和18年・・恐らく、相当に栄養状態は悪く食料難も大変な時代だったの
だと思います。
栄養失調やら難やらで・・多くの方が亡くなるようなそんな時代だったのだと思います。
青汁を作られたのは、まさにこの時代だったのです。
そして、青汁を作られたのが、遠藤仁郎先生でした。当時の遠藤先生の手記の一部
を掲載させていただきますと・・
遠藤二郎先生の手記の一部より抜粋
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戦局は日に日に苛烈となり、食糧の窮乏はいよいよ甚だしくなった。
いかにしてこれを切り抜けるかは、闇買するするだけの力のない私には、まことに切実な
課題としてのしかかり、四六時中脳裡を去ることはなかった。
それは忘れもせぬ、昭和18年の10月20日の朝、便所の中でのことであった。
「ああそうだ。ある。ある!葉だ、緑の葉だ!野菜の葉が、野草の葉が、樹木の葉が、
いくらでも、無尽蔵にそこいらにあるではないか。」
当時、私は伏見の桃山に住んでいた。長岡越中という所で、その昔、長岡越中の守の
邸があった所だそうだ。
あたりは一面の大根畠。畠には大根葉が沢山切り捨ててある。その日から家内も、
坊主も、私も、その葉を拾い集めた。
(まるで乞食に見えたことだろう。けれども私どもにしてみれば、一本の大根が3家庭
に分けて配給される、といったきびしい食糧難の時節に、これほどすぐれた食糧が、
顧みられないままで捨てられているのはいるのは、余りにも勿体無いなくもあり、また
慨かわしくもあった。
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このように手記に残されているのです。実にありありと、目の前に光景が浮かぶようです。
そして、従軍して獣医となられた遠藤先生は、軍の中においても青汁の奨励をつづけ
ていくのです。
先生はまた、青汁の患者1号・2号につき、以下のように記載をされています。
昭和19年の春、家内が腎臓炎で寝込み、中学へ進んだばかりの坊主が風邪をこじら
せて肺炎になった。
家の横の空地にミツバのみずみずしい若葉がおい繁っているのを見かけた時、「こい
つを汁にしよう」と考え、すぐに飲ませた。
手伝に来てくれていた看護婦の戸石君(当時内科の主任。今は和歌山県御坊市在住)が、
「これをですか?」といかにもけげん相な顔をして、摺鉢でごしごしやっていた姿は、今もあ
りありと目に浮ぶ。
毎日、1~2合づつ飲ませて、肺炎は極めて順調に経過し、間もなく通学できるようになった。
これが、私の青汁患者第1号である。
次で家内も飲み出した。それまでも随分大量の菜っ葉を食べてはいたが、その上に飲ん
だ小松菜(菜園に作っいた)の青汁がとてもよかったようだ。これも毎日かかさず、1~2合、
多い時は3合以上も飲んだであろう。
やがて治った。これが第2号。(この間の家内の食べ方は、芋類、小麦粉などを主食とし、
大量の緑葉菜を添えた無塩食で、この経験は、後の私の緑葉食の概念の発展に大きな
影響を与え、また、その基本となったものである。)
こうして現在の青汁の基礎が作られていくのです。当時は青汁ということばがありませ
んでした。
青汁という名前を考案されたのは、遠藤先生の奥様だということでした。
大変残念なことですが・・
現在の青汁の事情を考えるに、遠藤先生の考案された青汁とは、全く違う存在になってい
るように思います。
遠藤先生が求められて青汁の姿は・・
真の健康なくしては、本当の日本再建はあり得ない。何は措いても先ず栄養の改善だ。
そしてその唯一の途はこれだ。日本を救うものは緑葉食、青汁の他にない。この普及は
死ぬべくして生きることを許された私に与えられた使命ではないだろうか。
そうだ。
これがためにすべてを捧げよう!と静まりかえった
医務室で、独り心に誓ったことであった。
きっと、この考え方を本当の意味で敬称しているのは、
ピカイチの青汁なのじゃなかろうか?
青汁ってのは、青い葉っぱのすりおろした汁で、青粉のことではないのだから・・・
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